USBに保存しないで

SDカードやUSBでのデータのやり取り、本当に安全ですか?

大切なデータをしっかり保存しよう


パソコンで写真や書類、名簿、チラシのデータなど、日々たくさんのやり取りをしていると思います。
その中でよく見かけるのが、
SDカードを抜き差しして渡す
USBメモリに入れて持っていく
「これに入ってるから大丈夫」と手渡しする
という方法です。
確かに、手軽で分かりやすく、インターネットを使わなくていいという点では、とても便利に感じます。
ですが、この方法には、意外と見落とされがちなリスクがあります。
SDカード・USBは「消えやすい」もの
まず一番知っておいてほしいのは、
SDカードやUSBは、ある日突然読めなくなることがあるということです。
昨日まで普通に使えていた
特別なことはしていない
落とした覚えもない
それでも、
パソコンが「認識しません」と表示する
中身が空っぽになる
フォルダはあるのに中のデータが開けない
こういったことは、実際によく起こります。
SDカードやUSBはとても小さく、精密な部品でできています。
ちょっとした静電気、温度変化、抜き差しのタイミングだけでも、不具合が起きることがあります。
「壊れるときは、前触れなく壊れる」
これが一番の怖さです。
「物理的になくす」リスクも大きい
もう一つの大きな問題が、なくしやすいという点です。
ポケットに入れたまま洗濯してしまった
机の上に置いたまま誰かが片付けた
バッグの中でどこかに入り込んだ
移動中に落とした
SDカードやUSBは小さい分、「どこに置いたか分からない」が起こりやすいです。
しかも、ここで怖いのは
なくした=自分だけの問題では済まないということ。
もし中に、
お客様の情報
名簿
顔写真
連絡先
などが入っていた場合、
それは情報漏えいにつながる可能性があります。
「悪いことをするつもりはなかった」
「ただ便利だから使った」
それでも、責任が発生する場面は現実にあります。
コピーしたつもりが、実はできていないことも
SDカードやUSBでの受け渡しで、よくあるトラブルがあります。
コピーが途中で止まっていた
一部のファイルだけ入っていなかった
古いデータのままだった
特に写真や動画、容量の大きいファイルは、
見た目ではコピーできたか分からないことが多いです。
「渡したつもり」「もらったつもり」
でも、いざ開いてみたら、
あれ?これ入ってない
最新版じゃない
ということが起きます。
これは作業の手間だけでなく、
信頼の問題にもつながってしまいます。
「便利」と「安全」は別で考える
ここで大切なのは、
便利だからダメという話ではありません。
問題なのは、
何のデータか
どれくらい大切か
失ったらどうなるか
を考えずに、いつも同じ方法でやってしまうことです。
たとえば、
一時的なデータ
なくなっても作り直せるもの
であれば、SDカードやUSBでも問題ない場面もあります。
ですが、
二度と撮り直せない写真
個人情報を含む書類
長い時間をかけて作ったデータ
こういったものは、
「もし消えたら?」を必ず一度考えることが大切です。
データは「一か所に置かない」が基本
今の時代、データ管理の基本はとてもシンプルです。
大事なデータは、一か所に置かない。
パソコンだけ
SDカードだけ
USBだけ
これはすべて「危ない置き方」です。
複数の場所に分けておくことで、
機械が壊れても
なくしても
間違って消しても
「全部なくなる」ことを防げます。
まとめ:リスクを知って、選ぶ
SDカードやUSBは、
今もこれからも「使ってはいけないもの」ではありません。
ただし、
消えやすい
なくしやすい
間違いが起きやすい
という特徴を知った上で使うことが重要です。
「今まで大丈夫だったから」ではなく、
「もしもの時どうなるか」を一度立ち止まって考える。
それだけで、
データの扱い方は大きく変わります。
大切なデータほど、
丁寧に、慎重に、扱っていきましょう。

おすすめの考え方:保存とやり取りを分ける
ここまで、SDカードやUSBだけに頼ることのリスクについてお話ししてきました。
では、「じゃあどうすればいいの?」という疑問が出てくると思います。
おすすめしたいのは、
保存する場所と、やり取りする方法を分けて考えるというやり方です。
すべてを一つの方法で完結させようとすると、
どうしても無理が出てきます。
ですが役割を分けることで、安全性はぐっと高まります。
メインの保存場所は「クラウド」を基本にする
まず、大切なデータを保管しておく場所としておすすめなのが、
クラウド上での保存です。
クラウドというと、
難しそう
よく分からない
自分には関係ない
と思われがちですが、
実は今の時代、特別な知識がなくても使える環境が整っています。
たとえば、
写真
書類
チラシのデータ
名簿や記録
こういったものを、
1つのGoogleアカウントを作ってまとめて保存しておく
というだけでも、管理はかなり楽になります。
パソコンが壊れても、
別の端末から同じアカウントでログインすれば、
データはそのまま残っています。
「家の金庫の代わりに、ネット上の金庫を持つ」
そんなイメージで考えてもらうと分かりやすいかもしれません。
やり取りはUSBでもOK。ただし条件付きで
一方で、
「人に渡す」「別の場所で使う」といった場面では、
USBを使うこと自体が悪いわけではありません。
ただし、ここで大切なのは条件です。
おすすめなのは、
ロック(パスワード)をかけられるUSBを使うこと
中身は「コピー用」と割り切ること
つまり、
USBは保管場所ではなく、受け渡し用として使います。
万が一、
USBをなくしてしまった
壊れてしまった
ということがあっても、
クラウド上に元のデータが残っていれば、大きな問題にはなりません。
また、パスワード付きのUSBであれば、
第三者が勝手に中身を見るリスクも減らせます。
「全部わからなくても大丈夫」
ここで強く伝えたいのは、
最初から完璧に理解する必要はないということです。
クラウドの仕組み
セキュリティの細かい話
専門用語
これらをすべて覚える必要はありません。
大切なのは、
大事なデータは一か所に置かない
元データは守られる場所に置く
持ち運ぶものは、失っても致命的にならない形にする
この考え方を知っておくことです。
今の時代は、
「よく分からない人向け」に整えられた手段が、すでに用意されています。
それを一つずつ使いながら、
できる範囲で安全な方法を選んでいけば大丈夫です。
無理をせず、でもリスクは減らす
データの扱いは、
「便利さ」と「安全さ」のバランスがとても大切です。
全部クラウドにしなければいけないわけでもなく、
USBを完全にやめなければいけないわけでもありません。
保存はクラウド
やり取りはロック付きUSB
元データは必ず残す
この形を意識するだけで、
データが消える・なくなるリスクは大きく下げられます。
「知らなかったから仕方ない」ではなく、
「知った上で選んでいる」状態を作ること。
それが、今の時代の安心につながります。

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